管理費・修繕積立金が重すぎる…マンションやめて戸建て選んだ人のリアルな声
2025.05.07
2025.05.07

「駅近で便利」「セキュリティが安心」…そんな理由でマンションを選んだはずが、毎月の“見えない固定費”が家計を圧迫していませんか?
特に管理費や修繕積立金、駐車場代などは、住宅ローンとは別にかかるコスト。気づけば数十年で1,000万円以上支払っていた…というケースも珍しくありません。
今回は、そんな現実に直面して「戸建てへの住み替え」を選んだ人たちの実例と、マンションと戸建てのリアルな支出比較を交えながら、その判断の背景を深掘りしていきます。
目次
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費目 |
月額の目安 |
35年間でかかる総額 |
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管理費 |
1.2〜2万円 |
約504〜840万円 |
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修繕積立金 |
1〜1.5万円(将来的に増額) |
約420〜630万円 |
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駐車場代 |
1〜3万円 |
約420〜1,260万円 |
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合計 |
月3.2〜6.5万円 |
1,300万円〜2,700万円超 |
注意点:修繕積立金は年々増額される設計が一般的。築20年を超えると2倍以上になるケースも多く、将来的な負担が重くなりがちです。
戸建てなら、これらの「マンション特有の固定支出」がほぼゼロに。以下のように自由度の高い資金計画が可能になります。
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項目 |
戸建ての場合 |
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管理費 |
不要 |
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修繕積立金 |
自己判断(年10〜30万円程度で計画可) |
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駐車場代 |
敷地内に確保するため無料 |
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共用設備の負担 |
不要 |
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自治体との手続き |
最小限で済む |
修繕費はかかりますが、自分のペースで管理・積立できるため精神的な負担も少ないのがメリットです。
「管理費と駐車場代で毎月3万円。ローン返済と合わせると、生活に余裕がなかった。戸建てにしてから固定費がぐっと減り、家計が安定しました。」
「マンションだと車2台目が持てなかった。戸建てならカーポートを自分でつけて、ゆとりのある生活ができるように。」
「管理費は年金生活には正直きつい。しかも修繕積立金が倍になるって言われて…そろそろ身の丈に合った戸建てへ移ろうと決意。」

近年、夫婦共働きによる「2馬力ローン」で都心の1億円超マンションをフルローン購入するケースが増えています。
しかし、ローン返済に加えて、前述のような月3〜6万円以上の維持費が上乗せされることで、次第に家計が圧迫されていく家庭も少なくありません。
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問題 |
内容 |
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管理費滞納 |
管理組合から催告 → 督促 → 延滞利息が加算される |
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修繕積立金未納 |
修繕計画に支障、資産価値に影響 |
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駐車場料金未納 |
契約解除、別途費用負担へ |
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住宅ローン延滞 |
競売・差し押さえのリスク |
管理費や積立金の滞納が広がると、マンション全体の資産価値にも悪影響が出ます。

【理由①】初期設定が意図的に低い
【理由②】建築資材・人件費の高騰
【理由③】築年数が経つごとに劣化が進む
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管理会社の見直し |
委託費が高すぎる場合、変更でコスト削減可能 |
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自主管理 |
実現は困難だがコストは大幅ダウン(専門知識・住民協力必須) |
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修繕内容の見直し |
優先順位をつけた最低限修繕にすることで抑制可能 |
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外部収入の活用 |
屋上広告・駐車場貸出などで修繕資金を補うケースも |
ただし「維持費を下げる=建物劣化のリスク」と表裏一体です。

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比較項目 |
マンション |
戸建て |
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管理費・共益費 |
必須・高騰傾向 |
不要 |
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修繕積立金 |
管理組合任せ・増額傾向 |
自己管理で調整可能 |
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駐車場代 |
月極契約が基本 |
敷地内に確保 |
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管理・防犯 |
セキュリティ設備あり |
自己対策(防犯カメラ等) |
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自由度 |
制限あり(規約・騒音) |
自由度が高い(用途・改装OK) |
マンションにはマンションの良さがありますが、マンションに住み続けることはローンをはらいきっていても実質家賃を払ってるようなもの、それらの費用で中古の戸建が買えるくらいの費用の差が出ます。であれば生活費を抑えたい・自由に暮らしたい・将来のコントロールをしたいという方には、戸建てという選択肢が大きな可能性をもたらします。
「今の管理費、いつまで払い続けるんだろう…」と少しでも不安を感じたなら、一度戸建てという未来を考えてみてはいかがでしょうか?
イエタッタでは、理想の住まいに関する無料相談を行っております。
大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅の建築をお考えの方は、ぜひイエタッタへご相談ください。