家庭用サウナの設置費用や必要な広さ・メリットデメリットを解説|大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山の注文住宅ならイエタッタ
2024.09.04
2024.09.04
目次

サウナ愛好家の中には、「サウナのある注文住宅をつくりたい」と思う方もいるでしょう。
しかしサウナのある理想の住まいのつくり方がわからず、悩む方もいるかもしれません。
この記事では、サウナのある家づくりに必要な情報を紹介します。
・家庭用サウナの種類とそれぞれの費用相場やランニングコストは?
・大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山で注文住宅をお考えならイエタッタへ

注文住宅で自宅にサウナを設置する場合の、メリットとデメリットを解説します。
後悔しないためにも、両面を知って比較検討しましょう。
サウナ店へ出かけるたびに料金がかかりますが、自宅に設置すると代金がかかりません。
定期的にサウナ店へ通っていて、頻度が高ければ、長い目で見たとき負担は大きくなります。
24時間好きなタイミングでサウナを使えることも、家庭用サウナのメリットです。
近くにサウナがない・24時間営業していない・深夜料金が高いなどの場合、自宅のサウナなら自由に入れるでしょう。
温度設定も自分好みに調整できるので、快適なサウナを楽しめます。
サウナ店は混雑する時間帯や曜日があり、その時間に重なると気持ちよく利用できない場合があります。
近年サウナは人気を集めており、水風呂に入るための待ち時間が発生することもあるほどです。
家庭用サウナの中には海外製品もあり、日本の消防法基準をクリアできない場合があります。
サウナストーブはPES認証※を受けることが義務であり、PESマークがない製品の輸入・販売は禁じられています。
※PSE認証(PSEマーク)は、電気用品安全法の基準を満たしていることを示すマークです。PSEは「Product Safety Electrical appliance & materials」の略であり、電気製品による火災や感電などの事故から消費者を守るために導入されたものです。
簡易タイプのサウナでも数十万円~、リフォームして設置する場合は200~300万円程度かかります。
長期的に見ると節約になりますが、初期費用は高めです。
入る前にサウナ内を適温に高めなくてはならず、30~50分ほど待ちます。
すぐにサウナへ入れる店舗と違って、慣れるまでは不便に感じる可能性があります。
コンパクトな家庭用サウナは室内が狭く、窮屈に感じて満足できないかもしれません。
低温タイプを選んだ場合汗のかき方が異なるので、期待した満足感ではないこともあります。

家庭に設置できるサウナの種類と費用相場、ランニングコストを知り、住まいへのサウナ設置を検討しましょう。
70~100度に設定する、高温でほどよく湿度のあるサウナです。
ロウリュによって温度と湿度を上げるため、本格的なサウナを体験できます。
45~60度と低めの温度に設定する、遠赤外線ヒーターで温めるサウナです。
低温でもしっかりと汗をかけ、電力消費が少なく設置が簡単なところがメリットです。
40~50度ですが最も湿度の高いサウナで、水蒸気を発生させて湿度を維持します。
リラックスしやすいサウナで、肌や呼吸器に優しいメリットがあります。
耐熱テントとサウナストーブを使用し、ベランダ・庭へ設置できます。
テントとストーブあわせて20万円前後から導入可能です。
屋外に設置するサウナで、円筒形やボックス型があります。
バレルサウナの価格は100万円前後で、周囲からの視線対策や屋内の水風呂までの動線確保が必要です。
一戸建て・マンション・賃貸住宅など幅広く設置しやすいサウナです。
ドライタイプは100万円前後、簡易的な遠赤外線サウナは30万円前後です。
本格的なサウナ体験を自宅で実現するための手段です。
200万円以上の費用が必要で、本体価格の他に工事費用もかかります。
初期費用はかかるものの長い目で見るとコスパの高い方法です。
使い続けるための維持費として、光熱費とメンテナンス費用は欠かせません。
光熱費はサウナの種類によって異なり、電気を使う場合は1時間約100円程度の電気代が一般的です。
使用料に応じて費用は異なるため、製品の仕様で大きく変わる可能性があります。
屋外へ設置したサウナは定期的なメンテナンス費用が発生します。
数年に一度の頻度で屋根や壁の塗装を行うため、塗料やはけの費用を考えましょう。
安いサウナを導入した場合、木材の耐久性が低く修理が必要になる場合があります。
修理費用はメーカーごとに異なっており、購入前の確認をおすすめします。

家庭用サウナを設置するには、必要な広さと条件を整えることが必要です。
競売物件を購入してサウナを設置したい場合や、注文住宅を設計する前に知っておきましょう。
左右の壁と家庭用サウナは、それぞれ数cm~15cmほど離すことが決められています。
メーカーにより離す広さは異なりますが、サウナのサイズだけでなく空けるスペースも考えて確保しましょう。
家庭用サウナへ同時に入る人数を考えて、サイズを選びましょう。
1人用・2人用・3人用・4~5人用があるほか、ゆったりした1人用やオーダーメイドのサウナもあります。
室内用のサウナは、ベランダや庭へ設置できません。
サウナの利用に電気が必要なため、風雨にさらされると危険が生じます。
家庭用サウナは自分で組み立てるタイプとできあがった状態のタイプがあります。
どちらの商品も玄関から搬入し、設置したい場所まで移動できるかを事前に確認しましょう。
玄関から搬入できない場合、2階から宙づりの搬入が必要なケースもあります。

家庭用サウナの設置を屋内と屋外で迷う場合、それぞれのメリットとデメリットをチェックして考えましょう。
天候や周りの目を気にせず、いつでもサウナを楽しめます。
1人用のサウナはコンパクトなので、スペースを確保できれば、マンションや賃貸物件でも設置できます。
室内へ設置するためサウナが風雨にさらされず、塗装などのメンテナンス費用がかかりません。
家族の人数が多く使っていない部屋がない場合、設置スペースの確保が難しいケースがあります。
サウナが洗面所やリビングにあると、室内が暑くなってしまいます。
スペースさえ確保できれば、屋外用のサウナは設置が簡単です。
特に一戸建てで庭がある場合、薪ストーブなどの本格的なサウナも導入できます。
マンションなど共同住宅のベランダへ設置したくても、管理規約で設置が禁じられているケースがあります。
一戸建ての庭に小屋やバレルサウナを設置するときも、建築物とみなされるため法規制の対象です。
敷地内に建てた自宅などの建ぺい率が上限に達していると、屋外用サウナを設置できない可能性があります。

サウナへ入ったあとの水風呂や外気浴まで楽しむために、必要な準備を整えましょう。
自宅の場合水風呂を用意できる場所は、浴室の浴槽・ベランダなど屋外へボールプールを設置・屋外に設置した浴槽の3タイプです。
自宅のどこへサウナを設置するかによって、水風呂の配置も変わり、設置場所の候補が複数あれば、水風呂への動線を考慮する方法もあります。
ベランダなどへ水風呂を設置するときは、適切な排水設備の有無・周りに滑りにくい素材を設置できるか・プライバシー保護ができているかを確認しましょう。
必ずしも屋外である必要はなく、適度な風通しがあり快適な温度で、手足を伸ばせる十分なスペースがあれば、室内でもかまいません。
イスやベンチを使って、ゆったりとリラックスしましょう。
このように、自宅にサウナを設置するメリット・デメリット、必要なスペース、設置費用や維持費用を解説してきましたがいかがでしたでしょうか?
様々な機能や形を検討しながら、自分好みのサウナライフを実現しましょう。
大阪・兵庫・京都・奈良・和歌山でサウナ付きの注文住宅を検討中の方は、お悩み事があればいつでもお気軽にイエタッタへご相談ください。